国語:漢字を使って読みやすい文を書こう
目標
「Viscuit」を使い,漢字仮名交じり文のよさについて他者に分かりやすく表現し伝えることで,実感を伴った理解ができる。
本時の展開
1)前時の復習をし,本時の学習課題 をつかむ。
留意点:前時の復習をし,漢字仮名交じり文 のよさについて押さえ,本時の学習課 題をつかませる。
2)ペアで平仮名だけの文を漢字仮 名交じり文に直す。
留意点1:三つのグループごとにお題を出し, まずはペアでプログラミングさせる。
留意点2:どのように表現すれば漢字仮名交じり文のよさについて視覚的に分か りやすく伝えることができるか,意見 を出し合わせ,プログラミングさせる。
留意点3:どのように表現したいのかを問い,構想を言語化させ,実現できる方向へとプログラミングできるように助言する。
3)グループで作品を見せ合い,代表の作品を選び,発表する。
留意点:ペアでできた作品をグループで見せ合い,漢字仮名交じり文のよさがよく伝わる作品を代表に選ばせる。
4)本時の学習を振り返り,感想を発表する。
留意点:知識として前時に学習した漢字仮名交じり文のよさについて,本時の学習活動を通すことで気づいたことや 感じたことを発表させる。
評価
授業研究会および参会者からの電子メールにより,例えば次の様な感想いただいた。
授業者が事前によく準備し,トラブル無く円滑に活動することができていた。
子供たちも,最後まで集中力を切らさず,学習のめあての達成に取り組んでいた。
一方次の様な課題もいただいた。
本時プログラミングにおいて,文節が大切にされておらず,国語科の学習としては疑問が残 る。(複数)
国語科の学習としては,例えば文節カードを並べ替える活動等で十分教科の目標を達成でき るものを,あえてプログラミング学習で扱った良さを見出し難かった。
事前にプログラムを構想する時間を設けたり,ワークシートを利用したりすると,意図したことを表現できるのではないか。
このような指摘を真摯に受け止め,次年度以降のプログラミング教育の指導計画作成や,具体的な進め方等に参考にしたいと考えている。
出典
徳島県プログラミング教育
「H30 成果報告書(南小松島小学校).pdf」より抜粋
https://gyazo.com/443311987d488448989e99b56a1d3b6a
https://gyazo.com/5e3f9e700035cc91ab5a240c834f3fc7
https://gyazo.com/2bdac93f3450f90ccbafc7c7607d6985
https://gyazo.com/4724175a4b4d75bf327e94e63e44a3f0