Vimmerのレベル10
※ Vim駅伝に投げる予定
レベルの高さを誇るのではなく、あくまで自他Vim活の目安となることを目的に作ってみました。
各レベルの条件はORであり、どれか一つが満たされているとき、そのレベルであるとします。
レベル1: Vimとの出会い
Vimの終了の仕方がわからない。
もしくは、hjklとi, :w :q が使える。
viは使えるね!おめでとう!
レベル2: Vimの操作を知る
VimTutorを終了
君は立派なVimmerだ!
Vimのウィンドウを分割したり、単語検索や、置換操作を行えるようになる。
Vimを使えますって言っていこう!
レベル3: 状況に応じてVimを使う
Vimrcをいじり始める
Vimのプラグインを使い始める。
先輩や友達から譲ってもらった秘伝のVimrcを使ってみる。
colorschemeやstatuslineがかっこよくて自分のお気に入りを探し始める。
レベル4: 日常的にVimを使い始める
Vimのプラグインの数が増えてくる。
Neovim に興味を持ち始めるが、aptやdnfでインストールできるvimで満足している。
コンソールを開いたら、無意識に $ vim とタイプしてる。
自分独自のキーマップを凝り始める。
FuzzyFinderやeasymotionを使って、周りからかっこいい!と思われる。
ブラウザをVim風に操作できるプラグインを入れるが結局マウス操作が便利でアンインストール
レベル5: ユーザーから開発者になる
ちょっとしたプラグインなら作ったことがある。
カラースキームを独自で作り始める。
NeovimのプラグインがNeovimのHEADビルドを前提にしていることに気づき、常にNeovimのHEADを使うようになる。Neovimを更新するのが日課になる。
起動時間が気になってくる。遅延評価を試し始める。
仕事中に仕事をしているふりをしてVimrcいじりをする。Vimが仕事にならないか夢想する。
レベル6: Vimのプラグイン開発者
Vimのプラグインの数が減り、自作のプラグインが増えてくる
Neovimを使っている場合は設定ファイルがLuaになる
Vim独自の正規表現が難なく読める。
起動時間が200ms以下
レベル7: 素のVimへの回帰
悟りを開き、テキストオブジェクトやオペレータ操作を極める。マクロは友達怖くない。
NeovimとVimでAPIが違うことを知り、どっちの陣営に属するか悩む
Vim9scriptやLuaに拘ることをやめ、古き良きVimScriptでプラグインを作り始める。
あるいはDenopsなどのクロスプラットフォームなプラグインを作り始める。
起動時間が100ms以下
レベル8: Vimプラグインアーティスト
Vimのプラグインの代表作がある
一連の作品に○○-ware など通称がつく
Vimの起動時間が50ms以下
自分でVimのクローンを実装したことがある。
レベル9: Vim伝道師もしくはプロVimmer
Vim/ Neovim 本体に何度もパッチを投げて受理されたことがある。
Vim/ Neovim関連の収入で生活するようになる。Vimに関する雑誌の連載や十分なOSS関連のクラウドファンディングが成立していることを意味する。
レベル10: テキストエディタ
Vim/ Neovimににコミット権限がある。
Vim誕生時から使ってる。
Bram Moolenaarか、彼の友達。
プログラミング言語のZimbuを仕事で使ってる。