龢
意味
音が調和する、調子を合わせる、協和する、かなう、という意味がある。また鐘の名。金文のころから和と混同され、現在では異体字とされる。〔説文解字〕には和と別に載っていて〔説文・巻二〕に「調(ととの)ふなり」とある。
字形
形声で声符は禾。
音訓
音読みはカ(漢音)、ワ(呉音)。訓読みは、ととのう、あう、やわらぐ。〔説文〕に「讀みて和と同じうす」とある。
ヤハラグの訓をつけてる漢字でこんなんがあった
https://gyazo.com/057e59ec6d51fa054d5fe976ba758f15
左の形が似てる
規格・区分
常用漢字ではない。JIS X 0213第三水準。JIS X 0212補助漢字。UnicodeやJIS X 0212では、和の異体とされている
語彙
和の語彙を参照。
ジャパンナレッジの検索でも異体字の収録についてはとくに書いてなく、文学作品にもぱっと見見えないcFQ2f7LRuLYP.icon
人物名で何件かある
清末の政治家・書家