黒川あかねと建礼門院
from
2024/12/22
黒川あかね
と
建礼門院
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/364675
事態の全容をほぼ把握しているのは黒川あかね独りなので、彼女の語り=第3者的な視点に立つ「あかね推し」人士たちは物語慣れしていなくても、受容しやすい結末だったかもしれないとも。
あかねは「
平家物語
」で最後に残った建礼門院のようなもので、そのような視点の欠如が「悲劇」に対する最近のひとびとの理解・耐性の薄さに繋がっているのかもしれない、とも友人は話していたのだった。