骸晶
骸晶(がいしょう)
結晶の隅および稜の部分のみが急速に成長して，結晶面の中央部の成長が遅れたために面が形成されず，その結果凹んだ不完全な面に囲まれた結晶の形状をいう．不完全な結晶の形で特定の方向のみに成長するか，または平行連晶の集まった形となるもので，枝分れした中空の形や燕尾服のような形を示すことがある［Rosenbusch : 1887, Hatch : 1888］．
骸晶とは - コトバンク
英語ではHopper crystalという
画像のようなビスマス結晶が有名
ビスマス以外にも方鉛鉱、石英(水晶)、金、方解石、岩塩、氷なども骸晶になり得る
ビスマスの骸晶はネット通販でも買える
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/30/Bismuth_crystal.jpg
Hopper crystal - Wikipedia
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/ef/Bismuth_crystals_and_1cm3_cube.jpghttps://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/75/Bi-crystal.jpg
ビスマス - Wikipedia
ビスマスは通販でも購入でき、極端に高価なものでもないため骸晶作りの動画は無数にある
「ビスマス　結晶」でYoutube検索
漫画宝石の国において、月人が住む都市の形状は骸晶をモデルにしているとみられる(単行本第8巻参照)