額田巌
工学者, 包結研究家
学位
工学博士
文学博士
回路接続から「
結び
」に興味を持つようになり、1940年(昭和15年)頃から結びについて本格的に研究を開始。結びが
閉回路
である点に着想を得て、結びの表示に
円表示
を用いる。
また、世界各地の結びについて調査。
縄文土器
の文様、
インカ
の
キープ
、
沖縄
の
藁算
、
中国
の
如意
、
韓国
の
ノリゲ
、
台湾
の
プユマ族
の
書簡結び
、
玉梓
、
火縄時計
、
伊勢貞丈
の『
包結図説
』、
捕縄術
などを取りあげる。
アメリカ
の
プエブロ族
、
アパッチ族
、
ナヴァホ族
、
ピマ族
、
パパゴ族
、
ポモ族
などの結びを調査した際、
アメリカ・インディアン
は
条材
の特徴が原因で結びよりも
籠づくり
を発達させたのではないかという仮説を出す。
https://gyazo.com/9883ab10ec5618f02bab4e61eb2c5f8d