銅鐸
https://www.youtube.com/watch?v=dnATDyulsZI
今からおよそ2300年前から1700年前ころまで続いた
弥生時代
に,人々は
銅
に
すず
や
鉛
を加えた
合金
(
青銅
)で
カネ
を作って,
稲
の
豊作
を祈る
祭
をおこなっていたと考えられています。
銅鐸とよばれるこのカネは,今,
緑色
に
錆び
ていますが,
できたての弥生時代の銅鐸
は,
金色
に輝き,金属の肌つや,
光沢
をはじめて知った
弥生人
は,目をみはったことでしょう。
しかし,銅鐸のもっとも重要な役目は,祭の時に木に吊るした銅鐸を揺すって,銅鐸の中に吊るされた
舌
(ぜつ)とよばれる棒とカネが触れあって
音
を出すことにあったと考えられています。
弥生人は,この銅鐸の音色に神々が祭の場に降りて来ると信じていたようです。
触れて鳴らして,聞いてみよう!銅鐸の音色!!