蹴りたい背中
蹴りたい背中 - Wikipedia
『蹴りたい背中』(けりたいせなか)は
綿矢りさ
による中編小説である。初出は『文藝』2003年(平成15年)秋季号。同年8月に
河出書房新社
から単行本が刊行され、
金原ひとみ
の『
蛇にピアス
』と共に同年下半期の第130回
芥川龍之介賞
を受賞した。
芥川賞
周囲に溶け込むことが出来ない陸上部の高校1年生・初実(ハツ)と、アイドルおたくで同級生の男の子・にな川との交流を描いた青春小説。「蹴りたい背中」は一般に「愛着と苛立ちが入り交じって蹴りたくなる彼(にな川)の背中」を指すものと推測されている。
2007年(平成19年)9月17日に日本テレビ系で放送された『
あらすじで楽しむ世界名作劇場
』にて初めてドラマ化された。