菅浦文書
滋賀県長浜(ながはま)市西浅井町菅浦(にしあざいちょうすがうら)に伝来した中世在地(ざいち)史料の一つで、平安末~鎌倉・室町時代を中心とした区有文書。大正年間まで鎮守須賀(すが)神社の「開かずの箱」に秘蔵されていた。数少ない中世庶民史料と評価され、また村落研究の好史料として、とくに「惣(そう)」研究における典型例として紹介されてきた。おもな内容は、(1)大浦(おおうら)荘との相論関係文書と供御人(くごにん)の活動を示す文書、(2)村に関した掟書(おきてがき)と宮座関係文書、(3)菅浦荘の支配を表す文書と戦国大名浅井(あさい)氏関係文書、に大別できよう。 1976年(昭和51年)6月5日、国の重要文化財に指定され、2018年(平成30年)10月31日には国宝に指定された。 この文書の解説書を元に、当時の生活について紹介した動画