真田十勇士
真田十勇士(さなだじゅうゆうし)は、戦国時代末期から江戸時代初期にかけての武将で、講談で親しまれた真田幸村(史実では真田信繁)に仕えたとされる10人の家臣からなるキャラクターである。あくまで伝承上の架空の人物であるが、歴史的な由来を持つ人物もいる。 真田幸村とそれに従う家臣という形の原型は江戸時代中期の軍記物および絵本の『真田三代記』に見られるが、「真田十勇士」という表現をはじめて用いたのは、明治・大正時代に刊行された立川文庫である。以後の「ヒーローとしてのイメージ」は、立川文庫という創作物によって定着した。 現在に至るまで、多くの派生作品が制作されており(#派生作品)、彼らに影響されたキャラクターが数多く生み出されている。