登山届
登山届は登山計画書とも呼ばれます。特に決まった様式はないですが、必要な内容を記入することが重要です。 ポイント1
登山届を提出する理由
登山届を提出する理由は、万が一の遭難に備えるためです。登山届の提出によって登山者の緊急連絡先や行動範囲・時間、持ち物・装備を第三者が知ることができ、迅速な救助につながります。もし、山中でトラブルがあり、予定通り下山できなくなれば多くの人に迷惑をかける可能性があります。登山届は登山・トレッキングを楽しむための最低限のマナーでもあります。地域によっては義務化されているところもあるので常に登山届を記入、提出する習慣をつけましょう。 ポイント2
登山届の書き方
登山届とは、登山・トレッキングの計画段階で記入する計画書です。記入する内容は、行動予定（日程、詳しいルート、出発時間と下山予定時間、宿泊の場合は宿泊先の名前など）、一緒に行動するメンバーの情報（名前、性別、年齢、住所、携帯電話）、緊急連絡先、持ち物・装備などです。なお、登山・トレッキングを行うエリアによっては条例で登山届の提出が義務付けられているところもあり、違反すると罰則が科せられます。
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ポイント3
登山届を提出する方法
登山届を提出する方法は登山・トレッキングをするエリアによって異なるため、事前に市町村や所轄の警察署に確認しておきましょう。メールやFAXで提出できる場合もあります。登山者が多い山には登山口に登山届が設置してあり、提出用のポストがあります。
ポイント4
スマホアプリよる登山届の提出
登山届を簡単に提出できる便利なスマホアプリがあります。公益社団法人日本山岳ガイド協会などが運営する「Compass（山と自然ネットワーク・コンパス）」はスマホにアプリをダウンロードすることで簡単に登山届を入力、提出できます。また、情報を家族や友人と共有して、入山や下山通知などの連絡をすることができます。登山ルートや天気予報などの情報も入手できます。利用は無料ですのでぜひ活用しましょう。