機能和声
機能和声理論
は、
ジャン=フィリップ・ラモー
が
和声
のために諸
三和音
の各機能を、機能という言葉を使うことなく『和声論』(1722年)で個別化区分した後に、
フーゴー・リーマン
が1893年に体系化し、
ヴィルヘルム・マーラー
がBeitrag zur durmolltonalen Harmonielehreを1931年に出版して拡大させた理論である。日本ではHarmonielehreのlehreにあやかって「
機能和声学
」と呼ばれることがある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/機能和声理論
コードの機能
キルンベルガー
は、数字付き低音のみで和声を示す従来の方法から一歩抜きんでて、長旋法あるいは短旋法の音度に基づくローマ数字による
和声分析
を用いた。
→
https://ja.wikipedia.org/wiki/ローマ数字による和声分析
https://gyazo.com/3008376f16b9657dd3583320e9f82793
ローマ数字による和声分析では不十分と感じた
フーゴー・リーマン
はローマ数字による音度ではなく、
トニカ
をT,
ドミナント
をD,
サブドミナント
をSとする記号を用いた。
tonic
トニック
dominant
ドミナント
subdominant
サブドミナント
ダイアトニックコード
を機能ごとに分類したやつ
who.icon
ダイアトニックコードに限らないかも
「分類」ではない理解
nishio.icon
狭義と広義のDominant/Subdominant
https://ja.wikipedia.org/wiki/自然の諸原理に還元された和声論
ジャン=フィリップ・ラモー
が完成させた音楽に関する教程である。
和音に対して「
転回
」という概念を初めて持ち込み、フランス以外のヨーロッパの音楽家によって激しく抗議された