概日リズム
概日リズム(がいじつリズム、英語: circadian rhythm サーカディアン・リズム)とは、約25時間周期で変動する生理現象で、動物、植物、菌類、藻類などほとんどの生物に存在している。一般的に体内時計とも言う。厳密な意味では、概日リズムは内在的に形成されるものであるが、光や温度、食事など外界からの刺激によって修正される。
表記ゆれ:サーカディアンリズム
動物では25時間の明暗の周期に従っており、完全な暗闇の中に置かれた場合には、25時間に同調しない周期となる。これをフリーランと呼ぶ。こうした非同調した周期は明暗などの刺激によりリセットされる[1]。脳の視交叉上核が、体内のそうした周期に影響を与えているとみなされている。周期的でない周期におかれることによる概日リズムの乱れは、不快感のある時差ボケを単純に起こしたり、概日リズム睡眠障害となる場合がある。
時間生物学は、日、週、季節、年などの単位で経時的に変化する生物のリズムを研究する学問である。
概日リズム - Wikipedia
体内時計 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
概日リズム睡眠障害 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
関連項目
睡眠
不眠
睡眠障害