楽器の歴史
Q: ピアノの前ってどんな感じだったのかな?nishio.icon ふいごオルガン
紀元前1世紀はじめ、水オルガンとは仕組みの異なるふいごによるオルガンが出現していることが確認されている
水オルガン
ネロ帝も水オルガンを好んで演奏した
Q. 各楽器の発生順や、系統が気になるinajob.icon
ピアノは1709年に発明された
ピアノの前はハープシコード
クラヴィコード
13世紀頃から出現したといわれ、外観は長方形で、4本脚がついたものと、脚がなく直接テーブルに置くものとがあり、
音域は3~5オクターブでした。
音が小さい
ハープシコード
ハープシコードはバロック音楽を代表する楽器で、現在でもつくられていますが、1600~1800年にかけて現在のピアノにもまさる広い活動範囲を与えられた楽器でありました。
歴史的にみると、この楽器の型式が今日のグランドピアノに移行していきました。
この時代に活躍したJ.Sバッハやヘンデルは、現在のピアノとは異なるこれらの楽器で作曲をしていたということになります。
「ピアノ・エ・フォルテ」、これはもちろん弱音と強音をあらわし、この楽器の特質を命名したものでした。
この楽器が発明される以前の楽器では表現しにくかった「音の強弱」がタッチによって可能になる機能、すなわちハンマーアクションを備えた楽器が考案されたわけです。