本地垂迹説
ほんじすいじゃくせつ
神は仏が世の人を救うために姿を変えてこの世に現われたとする神仏同体の説。
日本においても,神仏提携はすでに奈良時代に現れていたが,平安時代に入って,菩薩や仏陀がかりに神の姿をとって垂迹するという本地垂迹説が生れ,神は権現 (ごんげん。すなわち「かりのあらわれ」) と呼ばれるようになった。天台宗から山王一実神道,真言宗から両部神道が生れた。
https://kotobank.jp/word/本地垂迹説-135059
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/本地垂迹
究極の本地は、宇宙の真理そのものである法身であるとし、これを本地法身という。
また権現の権とは「権大納言」などと同じく「臨時の」「仮の」という意味で、仏が神の形を取って仮に現れたことを示す。
反本地垂迹説
神仏の関係を論じる際の一つの説で,神を本地,仏を垂迹とする思想。
反本地垂迹説とは - コトバンク
レトロニムぽく「神本地仏垂迹説」と「仏本地神垂迹説」とかにrenameされなかったのだろうかyosider.icon