料理のさしすせそ
料理のさしすせそとは、料理(特に和食)の味付けの順番に関する語呂合わせのことである
さ「砂糖」
し「塩」
す「酢」
せ「醤油」(しょうゆは昔「せうゆ」と書かれていた)
そ「味噌」
みそだけ頭文字ではないところが気になる
どうしてこの順番なのか?
お砂糖の分子の大きさは塩の分子にくらべて約6倍も大きく、食材にしみこみにくい。また、お砂糖には食材をやわらかくし、味をしみこみやすくするチカラを持っているので、1番最初に入れるのがオススメです。
塩はお砂糖と比べて分子が小さく、食材に早くしみこみやすい。また、食材から水分を外に出して引きしめる働きがあるので、塩を入れるタイミングはお砂糖を入れた後がよいでしょう。
酢・しょうゆ・みそは、風味や香りを大切にしたい調味料。風味や香りは加熱時間が長いと失われてしまうので、できるだけ料理の最後のほうに加えると風味や香りを残すことができます。
けれども、作る料理によっては「さしすせそ」とは違う順番で味つけすることや、まぜ合わせた調味料でにこむ料理もあるので、料理に合わせて味つけの仕方を変えてみよう。
味つけの基本「さしすせそ」 | お砂糖を知る | SUGAR LAB / シュガーラボ
やはり料理は化学なんだな
この言葉も色々とバリエーションがある
料理は科学、料理は物理学、お菓子作りは化学、etc.
余談:全てを醤油にしたバージョンもある(ジョーク)
さ「砂糖醤油」
し「醤油」
す「酢醤油」
せ「せうゆ」
そ「ソイソース」
表記ゆれ
醤油 醬油
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