外字
外字とは、特定の文字集合(文字コードなど)に含まれない文字のことをいう。日本で一般には、JIS規格の文字コード(通常はJIS X 0208、稀にJIS X 0213やJIS X 0221)に含まれない文字のことをさし、「表外字」、「拡張漢字(ベンダ選定拡張漢字)」とも呼ばれる。常用漢字に含まれない文字のことを外字ということもある。 富士通総研(FRI) 経済研究所 研究レポート No.400 February 2013
上記の論文(PDF)が面白い
本章では、そもそも人間が数万という漢字を扱うことができるのかという、人間の漢字認識能力について考えていく。文字情報統一基盤プロジェクトや外字調査プロジェクトでは、外字を整理し技術の発展によって扱う文字の数を増やしていけば外字問題は解決するとしているが、それだけの文字数を人間が正しく認識できなければ問題の解決は不可能である。その理由は、人間対人間では問題にならなかった事象が、機械対機械や人間対機械という関係では大きな問題として立ちはだかるからだ。 同著者の別の論文