原子核パスタ
原子核パスタ(げんしかくパスタ)または核パスタ(かくパスタ)とは、天体物理学や原子核物理学の用語で、中性子星の内殻に存在すると予想されている理論上の縮退構造。鋼鉄の100億倍の強度があり[1]、宇宙で最も固い物質と予想されている[2]。この構造は中性子と陽子による一種の相分離であり、微細構造同士の距離は20フェムトメートル程度である[3]。その形状が様々な種類のパスタに似ていることから、宇宙物理学者などから原子核パスタと呼ばれている[4][5]。 圧力が高まるにつれてaからgに移行していくと考えられている
(e)デフェクト型
(f)逆スパゲッティ型
(g)逆ニョッキ型
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/74/Nuclear_pasta.jpg
1. 死にかけている大型の星を、超新星爆発で崩壊するまで10億年かけて煮込みます 2. 崩壊した星の核に残った陽子と電子を、よく合わさるまで激しく撹拌して超高密度の中性子スープにします。ここでは必要に応じて重力をかけてください 3. トロントくらいの大きさの気密球に中性子シチューを詰め込み、結晶質の地殻で覆い、摂氏60万度でグラグラ煮立たさせると、ハイ完成!