単集合の普遍性
中身はなんでもいい
このとき$ \forall X\exist!f:X\to\frak1
たとえば$ \frak1=\{1\}としたとき、$ \forall x\in X\exists!y\in\frak1.f(x)=yだが
$ \forall x\in X\exists!y\in\frak1.f(x)=y
$ \iff\forall x\in X.f(x)=1
つまり全部同じ元に写す写像しか作れない
一意性の証明:
$ \begin{dcases}\forall x\in X.f(x)&=1\\\forall x\in X.g(x)&=1\end{dcases}
$ \implies \forall x\in X.f(x)=1=g(x)
$ \underline{\iff f=g\quad}_\blacksquare
写像$ f:X\to Yは$ \forall x\in X\exist!y\in Y.f(x)=yを常に満たす
これより、$ \forall X\exist!f:X\to\frak1は$ X\xmapsto{\cal F}(f:X\to\frak 1)という写像$ \cal Fの存在を表していると解釈できる
$ \cal Fの定義域はごまかした
あえて言うなら「すべての集合をあつめた集まり」だが、集合論では表現できない