加藤郁乎
かとういくや
1929年東京に生まれる。1951年早稲田大学文学部演劇科卒業。商事会社経営、日本テレビに勤めるなどしてより43歳で筆1本を生業とする。句集に「球体感覚」「形而情学」(第6回室生犀星詩人賞)、「初音」(第18回日本文芸大賞)、「加藤郁乎俳句集成」、詩集に「終末領」「閑雲野鶴抄」「加藤郁乎詩集成」ほか。考証評論に「江戸の風流人」正・続、「江戸俳諧歳時記」「近世滑稽俳句大全」「江戸俳諧にしひがし」(共著)「市井風流」ほか、小説に「エトセトラ」「膣内楽」、回想記「後方見聞録」などがある。