光輝焼入れ
金属表面の硬度を上げる処理、焼入れの1種
大気雰囲気中で焼入れを行うと、金属表面に酸化膜(炭素鋼の場合、通称黒皮)が発生するが、酸化膜が発生しないような雰囲気中で焼入れ(実際は焼戻しまでセット)を行う処理のこと
酸化膜が発生しないような処理、なので酸化膜が発生しないガス中で熱処理したり、真空で熱処理したりといくつか方法がある
真空の場合は真空焼入れと表現される
真空焼入れ、光輝焼入れは実質同じ扱い
真空焼入れの硬度、メリット・デメリット、焼戻しとの違い|金属加工総合メディア Mitsuri Media
真空焼入れでは、鋼材表面の酸化がほぼ起きないため、熱処理前後で表面の色や光沢が保持されます。鋼材表面の光沢性が維持されることから、真空焼入れは光輝焼入れとも呼ばれます。