伺か
伺か(うかがか)はデスクトップ常駐型アプリケーションの一つで、デスクトップマスコットと呼ばれるソフトウェアの一種である。「伺か」と言った場合にはどちらかというとコミュニティやジャンル全体をさすが、本家のベースウェア(本体アプリケーション)であるMATERIA(マテリア)をさして言う場合もある。MATERIAは、歴史的経緯から偽春菜・任意・何か等の旧名称で呼ばれる場合もある。 2000年頃に開発された「偽ペルソナウェア」「偽春菜」「あれ以外の何か」が源流のようだ
ユーザーが伺かを起動すると、大抵は二人一組(一人や三人以上の場合もある)のキャラクターが画面に現れ、たまに会話などを行ったりする。キャラクターのデータはソフトウェアとは独立しており、ユーザーの作成したGhost (Albert Ayler)(キャラクター)が多数配布されている。 このページでは、アプリケーションとしての伺か=MATERIAと、ジャンルとしての伺かの黎明期に関する内容を中心として記述する。
伺かというジャンル自体は2022年現在も主流ベースウェアをSSPに移して継続している。 主な機能
ゴーストによるが、キャラクターのおしゃべり、簡単なコミュニケート、マウス操作のリアクション、またベースウェアにはヘッドラインセンサ、メールチェック、時計合わせなども搭載されている。拡張性もあり、プラグインによって後から機能追加する事も可能。 起動してどう使うかはユーザー次第。暇潰しや気分転換など気が向いた時に気軽に起動できる。そのままほっといてトークを見るもよし、つついて反応をみるもよし。二人一組の漫才コンビ型や一人のソロ型などがあるが、前者は漫才を眺めて楽しんだり、後者は構ってやるという認識でだいたい間違いない。 かつて伺かはメタ的にデスクトップマスコットである事を認識したものが多かったが、時代の移り変わりによって独自の世界を持ったものが数多く現れた。それらはマスコットというよりキャラクターの物語そのものであり、今も主要なジャンルの一つを築いている。 おしゃべりはバルーンと呼ばれるふきだしに文字を表示するものが主流だが、中にはソフトークを使って音声を出すゴーストもいる。 先程お仕事中に起動させるようなものではないと書いたが、やろうと思えばアシスタントしてくれるものを作ることは可能である。だがコルタナやsiriなどの音声・バーチャルアシスタントが標準のように存在する現代ではあまり需要がなく、キャラクターの人格や独自の設定を持った方向が主流となっている。 mtane0412.iconさんのscrapboxの右下にいるマスコットキャラクターが伺かの感じに近いかもhatori.icon クリックするとびっくりした顔をするのが可愛い