レールガン
曖昧さの回避
3.2に登場する人物、超電磁砲の能力者である御坂美琴のこと。 加速器について、端的な表現
電源につながった二本の導電性のレールで、射出体となる導電性の物体を挟み込む。以上
つまり、適した射出体、レールと、無尽蔵な電力があれば、無尽蔵に加速、それこそ理論上は亜光速まで加速可能
現実は厳しく、様々な制約があるため既存の加速器(火砲含む)から置き換えがなかなか進まない
欠点
能力者しか使えない
現実には「有限のレールと電力で目標速度まで加速しなければならない」ということである。
レールは有限長なので弾丸が通り抜けてしまう前にどれだけの電流を流し込めるかが勝負である。つまり、弾丸が速くなるほど瞬間的に大電力を発生させる電源が必要になる。そのような「瞬発力のある電源」を開発するのが最大の障害になっている模様である。
数多くある問題の根本は「瞬間的にとてつもない電力を投入」に集約されている
電源をどうやって用意するのか
どうやってそのような電力を投入するのか
電力を投入したとして
超高速で射出するのと反対方向の力がレールに発生するがどうやって強度を確保するのか
電力の各種損失や大電力によるプラズマに起因する熱にどうやって耐えるのか 1回の発射による反力、熱に耐えたとして
連続何発まで砲身が耐えられるのか
短時間で連続発射するにはどうやって冷ませばいいのか
原理はとてつもなく単純なので、非常に古い時代から研究が始まっているが、これら問題が重なりなかなか実用化されない
誤解
また、リニアガンやコイルガンとごっちゃになっているものと思われるが。弾体、ないしレールに磁性体が必要だと勘違いしている例も見受けられる。先述した原理を見ればわかるように、レールも弾体も導電性の物質であれば何でもいい。
上記の誤解に次いで、「レールガンには反動がない」「レールガンは燃焼ガスが発生しない分反動が少ない」などという誤解も各所で見られる。射出体を加速している以上、作用・反作用の法則に従った反動は必ず発生する。
歴史
なおレールガン開発の歴史は、レールガン本体の改良よりも、むしろ電源開発の歴史と述べた方が適切とされており、SDI計画においても、単極発電機の小型化が最重要課題とされていた。今日各方面で利用されているレールガンにおいては、フライホイールに(運動エネルギーの形で)蓄電された物やコンデンサに蓄電した物が利用されるなどしている。 日本の防衛装備庁が、防衛用装備としての実用化に向けて開発を進めている https://youtu.be/EYH1CqhxbdE?si=sLOXNBc76r47Slmc
余談
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