ヒトラーに例える論証
ヒトラーに例える論証(ヒトラーにたとえるろんしょう、Reductio ad Hitlerum)とは、アドルフ・ヒトラーやナチスと同じ見解を持っていることを根拠に、相手の信憑性を貶めようとする論証である。「ナチスカードを用いる(playing the Nazi card)」という言い回しでも知られている。例えば、ヒトラーが反タバコ運動をしていたことをもって、嫌煙家はヒトラーやナチスの同類であると示唆するようなものが挙げられる。 この言葉は1953年にレオ・シュトラウスによって造語されたものであり、論理学(あるいは修辞学)の帰謬法(reductio ad absurdum、不条理への紐付け)から名前を借用したものである。悪人と関連付けることを主張の根拠とする。このような比較は相手の気をそらして怒らせる傾向があり、しばしば議論を脱線させるための戦術として用いられる。 そういえばTwitterで、比較的最近CSSに追加されたbox-sizing: border-box;がIEの挙動だったから「みんなIE好きなんだね」と言っている人を思い出した 日本だと(?)
戦前に例える論証(「戦前の日本もこういうことをしていた」)とか カルト宗教に例える論証(「こういうおかしな奴らを放っておくとオウムみたいになるんだ」) のほうがよく見る気がする
そして、言葉が消費され、陳腐化していっている
やめてほしい
これは?はるひ.icon
「ニーメラーの警句」に賛同するがゆえ、軽々しく使う風潮が嫌だということか?