ニュータウン
【東建コーポレーション】ニュータウン|建築用語
「ニュータウン」とは、1960年代(昭和35年以降)に建設計画が立てられ、1970年代(昭和45年以降)初めころに建設・入居が始まった大規模な団地のことを言う。
千里ニュータウン(大阪府吹田市・豊中市)や多摩ニュータウン(東京都稲城市・多摩市・八王子市・町田市)などがその一例である。多くのニュータウン建設に伴い、大家族より核家族での居住空間が選択されるようになっていった。
日本型ニュータウンと言われる高蔵寺ニュータウン(愛知県春日井市)は、ニュータウンの理想形とも言える。
日本のニュータウン - Wikipedia
日本におけるニュータウンは、高度経済成長を背景とした都市部への人口集中を受け、住宅確保と公共施設整備による居住水準の向上を目的として都市郊外での開発が行われてきた。ニュータウンの定義について国土交通省は「⼀般化された⾔葉になっており定義されていない」との見解を示す一方、ニュータウンの把握に役立てるため独自に条件を定義・抽出した一覧を「全国のニュータウンリスト」として公表している。
日本で最初の大規模ニュータウンである千里ニュータウンへの入居は1962年(昭和37年)9月15日に始まり、一般社団法人日本記念日協会は同日をニュータウンの日として記念日に認定している。人口の外延化によりニュータウンの事業開始地区数は1970年(昭和45年)にピークを迎え、1973年(昭和48年)には大手私鉄による沿線開発としての事業参入に対応して「ニュータウン鉄道等整備事業費補助」制度が創設された。