ドーンコーラス
ドーンコーラス - Wikipedia
ドーンコーラス(英語:dawn chorus)とは、地球の磁気圏と太陽風の相互作用により生じる自然現象で、オーディオアンプを通じた観測では、夜明け頃に鳥のさえずりに似た可聴域のノイズとして観測される。
概説
第一次世界大戦中、通信兵が無線機に耳を澄ませていると、夜明けとその後しばらくの間、鳥のさえずりの様な、あるいは口笛のような、奇妙な音が聞こえてくることがあった。当時は原因不明であったが、鳥が朝、一斉に鳴き出す様子になぞらえてドーンコーラス(暁の合唱)と呼び、不思議がられてきた。
この電磁波現象の発生機構については、20世紀後半のプラズマ物理学の進展に伴い研究が進められたが、その周波数変動(さえずりの音色の変化)の詳細なメカニズムは20世紀末まで謎であった。21世紀に入って複数の人工衛星による高時間分解能のプラズマ波動観測やスーパーコンピュータによる計算機シミュレーションによるコーラス波の再現により、その周波数変動の謎は徐々に解き明かされてきている。
Kyoto University Research Information Repository: 宇宙の音、コーラスの謎を解く
コーラス波がつくりだす脈動オーロラの高速な明滅 | 宇宙科学研究所
コーラス波(コーラスハ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
自然界に存在する超低周波の電磁波の一。太陽風の高エネルギー電子と地磁気の磁力線の相互作用(サイクロトロン運動)によって生じ、約1秒の間に1キロヘルツから5キロヘルツ程度まで周波数が上昇する。無線機を通して聞くと小鳥のさえずりに似た音がする。第一次大戦中、敵の無線傍受をしている通信兵が夜明けとともにこの音を耳にしたことから、ドーンコーラス(夜明けの合唱)とも呼ばれる。
https://youtu.be/SGjIJaMqnUI
https://youtu.be/v74QYgHGRSo
cf. ドーン・コーラス (アルバム) - Wikipedia
冨田勲のアルバムで、実際のドーンコーラスをサンプリング音源としている。