ゼロオーバーヘッド原則
ゼロオーバーヘッドの原則(Zero Overhead Principal)とは、使わない機能のオーバーヘッドを支払うべきではないという原則である。ある機能があったとして、その機能を使わない場合、その機能をサポートするために必要なオーバーヘッドがもたらされてはならない。C++は伝統的に、この原則を強く意識してきた。Bjarne StroustrupがSimulaを使ってシミュレーターを書いたら、使いもしないGCのオーバーヘッドでプログラムの実行時間の80%が浪費されていたことは、あまりにも有名だ。