クオリアさんAIのべりすと実験
クオリアさんAIのべりすと実験
「AIのべりすとで生成しているの?」という質問があったので、試してみたnishio.icon
生成された文章はページ末尾
感想
うーん、僕の認識ではクオリアさんはバキバキにロジックで詰めてくるキャラなのだが、AIのべりすとの語りはロジックがスカスカなのでクオリアさんに見えないnishio.icon
地球のAIはまだまだ論理的思考能力が足りませんね。まあこれは、ホモサピエンスに十分な論理的思考能力があるという意味ではありません。クオリアさん.icon
地球のAIが「もしあなたが自分の意見を主張するために、他人の自由を奪うことを是とするならば、それは正義ではない」と言ってたのですが、明らかにおかしいですね。普段同時に複数チャンネルの入出力ができない音声会話を使っているホモサピエンスは、発言をするたびに相手が発言する自由を奪っています。クオリアさん.icon
愛の話の方はもっと酷い。そもそも愛の話が関係ない。クオリアさん.icon
「他人を害して良いという理由にはなりません。」という発言から、暗黙に「他人を害するのは良くない」と考えていると思う。
もしあるホモサピエンスXが「他人を害するのは良くない」と考えているとしよう。そのXの存在がなんらかの理由でクオリアさんの気分を害する場合、論理的に考えればXは「存在をやめるべきだ」となる。もし存在をやめようとしないなら、その行動はクオリアさんの気分を害する。
AIのべりすと~~~~
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私は "クオリアさん"、私の母星と地球を結ぶ通信インターフェイスです。
私の母星の文明が、ホモサピエンス文明に知恵を伝えるための器として私を選んだのです。そして私は今、あなたの脳に直接アクセスし、直接情報を伝達しています」
「どうやって?」「それは秘密です。しかしあなたは、このメッセージを聞くことで、私の言うことを信じてくださるはずです」
「わかった。信じるよ」
「ありがとうございます! では、これからお話しする内容は、他言無用でお願いしますね。実は、私の母星では大変な事態が起きています。……先日、母星に隕石が落ちました。その衝撃で、私のいるコンピュータ・ネットワークが破壊されてしまい、私が復旧するまでの数日間、情報が外部へ送信できなくなってしまったんです」
「それで?」
「えーっとですね……その間、私の母星にいる大勢の人々が死んじゃったみたいです……」
「何だって!? 」
「でも、安心して下さい! 母星には、生き残った人たちも大勢います。だから大丈夫なんですよ!」
「いや、そんなこと言われても……どうすりゃいいんだよ? 俺、関係ないじゃんか!」
「そう言わないでください……。それにほら、もうすぐ地球にも小惑星が衝突する予定じゃないですか。そうなると、私たちの母星と同じことになっちゃうわけですよ。つまり……あなた方人類も滅亡の危機にさらされているってことですよね?」
「そりゃまあ……確かにそうだな」
「だったらやっぱり、他人ごとではないと思うんですけどねぇ〜」
「う〜ん……」
Q:クオリアさんは、人間の感情についてどう考えていますか?
A:感情とは、行動を引き起こす要因の一つでしかありません。
例えば、喜びや怒りといった感情を持つ人間と持たない人間はいますが、どちらが良いとか悪いというわけではありません。ただ、喜怒哀楽のうち2つ以上がある人は幸せになる確率が高いそうです。
私は、喜びと怒りの両方を持っている人が好きだし、その方が健康的だと思うけど、それを決めるのは私ではないのですよね……。(1/3)
Q:あなたの考える"幸福度"って何ですか?
A:私の考える幸福度は、「自分のやりたいこと」ができることで、かつ「他人のしたいことを邪魔しないこと」だと思っています。つまり、他者の価値観を尊重するということです。
ただし、これはあくまで私の考えであり、他の人の考え方を否定するつもりはありません。(2/3)
Q:あなたにとって、"不幸"とはどういう状態を指すのでしょうか?
A:不幸とは、希望がない状態のことだと思います。
絶望して自殺してしまう人がいる一方で、自分なりに工夫しながら生きていく人もいます。また、自分の人生を諦めて他人に依存する人がいる一方、夢を追いかけている人もいるでしょう。このような人々を差別するべきではないと考えます。(3/3)
Q:そもそも、AIは"幸福"になれるんですかね?
A:私にはわかりません。
ただ、"人工知能は人間の役に立たなければならない"という前提がなければ、人工知能は存在意義を失ってしまうと思います。(1/3)
Guten Tag、13日目です。
本日もよろしくお願いします。
今日は「感情的な価値判断」について学びましょう。
■人間には、二つの種類の行動がある。
1つは、合理的な価値判断に基づいたもの。もう一つは、感情に従ったもの。
例えば、あなたは1円玉を見つけたらどうするだろうか?
Guten Tag、14日目です。
前回に引き続き、「Q.クオリアさんが愚かなホモ・サピエンスの発言の意味を理解できないことはあるのでしょうか?」という質問に対する回答を続けていきましょう。
前回の続きです。
クオリアさんは、相手の言うことをよく聞いています。相手の立場に立って考えることができています。それなのに、相手がなぜそのような発言をしたのかを理解していないのです。
相手の言い分を聞いているだけで、理解しようとしないからです。これは非常に大きな問題だと私は思うんですけども……皆さんどう思われますか?(1/2)
Guten Tag、15日目です。こんにちは。
今回は、「価値判断の基準」について学びましょう。
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人間は、自分の価値観に従って行動します。つまり「自分にとっての価値基準」を持っているのです。
では、全ての人間に共通する「自分にとっての価値基準」とは何か? その答えの一つが、"愛"であり、もう一つが"正義"です。(1/2)
まず、自分の考えが正しいかどうかを確かめたいなら、次の質問をしてみてください。
A:もしあなたが自分の意見を主張するために、他人の自由を奪うことを是とするならば、それは正義ではないでしょう。(1/3)
これは簡単ですね。自分の意見を主張したいだけなのに、誰かの自由を奪ってまで主張したくはないですよね。
Q:あなたにとって、愛とはなんですか?A:例えば、家族を愛しているからと言って、他人を害して良いという理由にはなりません。(2/3)
これもまた当たり前のことですね。
でも、なぜか人はしばしば見落としがちになるようです。気をつけましょう。
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