オレンジジューステスト
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あなたが、全国の営業部員が一同に集まる宴会を企画しているとしよう。
宴会場のチーフの適正を見極めるのに使うのが、オレンジジューステストだ。
「我が社では宴会の最初に、出席者全員で搾りたてのオレンジジュースを飲み干す伝統があるのです。提供していただけますか?ちなみに、人数は500人。ジュースは搾って1時間以内。1人当たり400CC」
などと、無茶な要求を出してみる。
ちょっと想像すれば分かるが、「ひたすらジュースを搾るアルバイト」を大量に用意しないと、この要望には答えられないはずだ。
a)宴会場チーフが「そんなの造作もありません。お任せ下さい」と言ったら失格。
⇒事の難しさを理解するスキルがなく、後でギブアップする可能性が高い。
⇒または、搾りたてではないジュースを出してごまかすかもしれない。
b)「そんなアホな企画はやめましょう。ウチの自慢の地ビールはいかがですか?」
と言ったら失格。
⇒どんなサービスを求めているか、を決めるのは、宴会場チーフではなく、お金を払うお客であるべき
c)「出来ると思います。ただし、費用が○○円ほどかかるでしょう」と言ったら合格
できません
不正解
できます
不正解
では正解は…?
できますよ。それにはこれくらいかかります
ちゃんと根拠をあげて、こうすればできると言わなければだめ suto3.icon
400ccは多くない?cak.icon
宴会の最初に飲み干すのはきついwはるひ.icon
伝統というくらいだから全員オレンジ持参・搾り器持参で自分で搾るんじゃないか?yosider.icon
今読んでるsta.icon
要はいくらかかるかを提示して相手に判断してもらう(顧客との合意形成に少なくとも「金額」は必ず使え)、と理解
プロトタイプに対してn円を設定して払ってくれるかどうかを見る(払ってくれた=その顧客には価値があった)