ねぎとろ
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語源は不明
語源は不明である。
「ネギトロ」の「ネギ」が葱を指すと考え、「ネギ」と「トロ」の複合語であると解釈される。 ネギトロ巻きを最初にメニューに載せたとされる『金太楼鮨』の当時の社長である間根山貞雄は、大量に仕入れたマグロの頭や尾、油の多い腹の部分の肉を活用するためにこれらをタタキ状にしたが、食感のないトロトロにした状態になるため、巻物に使用して試そうとした際に誤って薬味のネギやわさびをかけてしまった物を食べた所、味・食感ともに良い事に気づき、1964年(昭和39年)にメニュー化に踏み切ったとされている。名前の由来については、当時よく通っていた麦飯ととろろが看板メニューであった浅草の飲食店『麦とろ』の店名を捩ってねぎとろと名付けたとされ、ねぎとろの「とろ」はトロの部位を指しているのでは無いと語っている。 また、マグロの中骨や皮に残った身をスプーンなどで刮ぎ落とすことを意味する「ねぎとる」という動詞から派生した語であると、2008年以降に出版された書籍に記載されている。
(注: 「ねぎ取る」という語形の確例は見つかっていない)
@IIMA_Hiroaki: 「ネギトロ」の語源は「葱+トロ」ではなく「中落ちをそぎ取ることを『ねぎる』『ねぎ取る』」と呼んだから(ウィキペディア)という説があります。これは疑いの余地があります。「ねぎ取る」という語形の確例がほかで見つからないのです。『三省堂国語辞典』などでは「葱+トロ」と解釈しています。 @IIMA_Hiroaki: 何事も断言調で言うのは難しく、「ねぎ取る」という動詞が「ない」という不存在の証明はできません。しかし、「こそげ取る」の意味で使った「ねぎ取る」の確実な例がなく、「こそげる」を「ねぐ」「ねぎる」と言う例も見当たりません。実例がない動詞を基に語源説を立てるのは無理があります。 @IIMA_Hiroaki: 「ネギトロ」は、とりあえず「葱(ねぎ)+トロ」と考えられます。葱以外にアサツキなども使うこと、マグロのいわゆるトロを使わないことから、「本当の語源は?」と疑問が生まれたのでしょう。でも、部位としてのトロではなくても、トロっとした肉、と大ざっぱに捉えて差し支えありません。 @IIMA_Hiroaki: いずれにしても、「だろう」「でしょう」では強い語源説にならないので、私もごちゃごちゃ言わず「真相は不明」とするのが穏当だと思います。ただ、「ねぎ取る」説が「通説であり」などと言われる資格がないことは言っておきます。証拠もなく、考え方にも無理があって、通説になりようがないのです。