『やし酒飲み』
やし酒飲み - 岩波書店
「わたしは,十になった子供の頃から,やし酒飲みだった」――.やし酒を飲むことしか能のない男が,死んだ自分専属のやし酒造りの名人を呼び戻すため「死者の町」へと旅に出る.その途上で出会う,頭ガイ骨だけの紳士,指から生まれた赤ん坊,不帰(かえらじ)の天の町…….神話的想像力が豊かに息づく,アフリカ文学の最高峰.1952年刊.
エイモス・チュツオーラ