「色」で想起した和歌など
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心の中の花の色褪せは察せない
今の世の中色につき、人の心、花になりにけるより、あだなる歌、はかなき言のみいでくれば…
古今仮名序の好きな部分の一
仏教語「色」はこれらに影響してんのかどうか、わからん
あと色を含む歌で好きなのといえばこれ
春は緑いっぺんだったが、秋になるとたくさんの花をつけていて、「 あ、別々の花だったんか」という歌
「いろいろの」語感、春から秋への時間の推移が内包されている
時間の推移を内包した歌は色々あるが、貫之の古今集・春上・2の詠が高名だろう
立春
袖をひたし手を結んで汲み上げた水、それが冬になり凍っていたが、立春の今日に吹く風が、その氷をとかしているだろうか。
冬より前の水、冬の氷、春立つ日の風が一首の中にある