「ヤバい」が指し示す範囲の広くなること
主にマイナスの程度が甚だしいことだったのが、プラスの方でもいうようになるイメージcFQ2f7LRuLYP.icon
例
日国のすさまじの語誌
(1)古くは温度感覚を表わす語として「寒」「冷」の訓に当てられることが多く、特に、現代のような「寒い」と「冷たい」の対立がなかった上代、中古では、「冷」は専ら「すさまじ」の訓が当てられる。
(2)中古以降、「(生活などが)苦しい」「(程度が)はなはだしい」などの意で用いられるようになるが、たとえば、「枕草子」などでは、(3)の挙例のように調和を欠いた状態などに対する形容として用いられたり、自然の描写として、冬の月や風を指して寒々として殺風景な感じを表わしたりする。
すさまじきもの。昼ほゆる犬。春の網代
現代語だと
意味変化はどのように推移したか?(自問)cFQ2f7LRuLYP.icon
すごくつよい、と、すごくこわい
近縁にすごい
語誌調べたいcFQ2f7LRuLYP.icon
程度を表す表現でこうなった例って他にあるか?(自問)cFQ2f7LRuLYP.icon
反対に、たとえば「をかし」の意味するところは様々な言葉に細分化されていった印象cFQ2f7LRuLYP.icon
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とてもXXいをまとめてヤバいにしているイメージがある
「ヤバい」の意味の範囲がとても広い
「ヤバい」の意味の範囲がヤバい