「いたどり」と「虎杖」
「いたどり」と「虎杖」
「いたどり」がそうだったような、先に音があって後から漢字化されて、漢字化の際に中国で「虎杖」と表現していたから音と漢字がすごくズレるHiro Aki.icon 『和名類聚抄』に項目があるので、おそらく平安時代時点で「いたどり」=「虎杖」の理解がなされていたように思われるqwerty1234.icon 古事類苑を見ると新撰字鏡に項目が、日本書紀中にも少し出てくるのがわかるので、虎杖表記はもう少し遡れそう 根っこが苦い草らしい
和名「伊太止里」と見えるから、もしも「虎杖」という漢字が無かったらこの表現だったかもしれないのかHiro Aki.icon 「虎杖」について清少納言が言及しているらしい(十中八九枕草子だろう)qwerty1234.icon 異名のひとつにサイタヅマ。これは後拾遺集の藤原義孝詠や六百番歌合の藤原有家詠などが有名とのこと(国文学の世界において) 他にも呼び名があるがこれは割愛
試しに皮を食べてみたところ酸味が強かったという記述に笑ってしまったHiro Aki.icon
国語は全然勉強していない分野なので面白い&助かりますHiro Aki.icon
👍️qwerty1234.icon
なお、虎杖は除草という観点からするとくっそ邪魔な草扱いで、取り除くのが大変Hiro Aki.icon
堤防に生えた虎杖を刈り取る様子
https://www.youtube.com/watch?v=HZ7tpNF-P-A
虎杖悠仁の名前にぴったりだ()qwerty1234.icon どんなに傷つけられても立ち上がることを示すいい名前ですね()Hiro Aki.icon