cell computing
cell computing(セルコンピューティング)は過去に行われていた分散コンピューティングの1つ。NTTデータが提供していたサービスで、2005年2月16日にcell computing βirth(セルコンピューティング バース)プロジェクトが開始された。しかし、収益の見通しが立たなかったため2008年3月31日に終了した。 一般から参加者を募り、BOINCを基盤とした分散コンピューティング技術を用いて、参加者の持つパソコンの遊休計算能力を利用する。当初は参加者に貢献の対価としてポイントを付与し、商品等へ交換できるようにする計画があったが、実現はしなかった。また、プロジェクトによってはそのPCの利用者に対する広告メディアとしての意味合いもあった。 サービス開始時のニュース記事
この新プロジェクト「cell computing βirth(セルコンピューティング バース)」では当初、慶應義塾大学医学部分子生物教室 清水信義教授の「ゲノムスーパーパワーを見つけよう!/自然免疫系遺伝子領域解明プロジェクト」と、東亞合成名古屋研究機構新製品開発研究所の「ゲノムのパズルを解こう!/ヒトゲノム染色体間法則性解明プロジェクト」の2つのプロジェクトを実施する。 NTTデータは2002年12月、日本初の大規模グリッドコンピューティングとして、日本IBM、インテル、NTT東日本、マイクロソフト、米United Devicesと共同でcell computingの実験を4カ月間実施し、大きな成果を得たとしている。
前回の実験では分散コンピューティングの基盤として専用のミドルウェアを開発したが、cell computing βirthではカリフォルニア大学バークレー校がCETI@home向けに開発したオープンソースの汎用分散コンピューティングソフト「BOINC」を利用する。