P2PWiki
アイデア私有欲やプロジェクト間ミラーページを読んで思い出したが、shoya140.iconは昔、グループ横断のP2PなWikiを作っていて、手応えを感じなかったので途中で作るのをやめた
データの所在は厳密にはP2Pでなく、Wikiの何行目に誰が何を書いたかをサーバーに保持して、アクセス権に基づいて閲覧者側でページを構築する仕組み
過去には自分にも文章私有欲があったんだと思った
当時 (2017年) のメモ shoya140.icon
既存のWikiサービスにおいてはすべての記事がひとつのグループに所属する
自分が1ヶ所で書いた内容を他のWiki上でも見られるようにしたいという需要はないだろうか
例えばA研究所とB研究所にScrapboxがあったとして、AからBに来た留学生はどちらにポストするのか
2022年のshoya140.icon
両方に書けばいいと思う
それぞれのプロジェクトで異なるページに育ったら面白い
複数のWikiに同じ内容を書くと (マスターデータがひとつでないと) 更新が大変
2022年のshoya140.icon
マスターデータがあるという前提からアイデアや文章が誰かのものという意識を感じる
それぞれのWikiで共同編集が行われた時、どうやってマージする?
複数プロジェクトの横断検索で解決できる問題かもしれない
作っている途中で気付いたことshoya140.icon
各々の参加者が見ている情報が異なると建設的な議論が成立しにくい
アクセス権がない行が表示されないので異なるということ?yosider.icon
そうですshoya140.icon
ユーザーA, B, CのうちA-B, A-Cだけが繋がっていて、Bの記述に影響されてAが書いた内容をCが読み解けないという問題が起きる
現実でよくあることのような気もする
作っている間にアイデア私有欲や文章私有欲を失った
何かきっかけがあったはず
踏み込んで書くと、コミュニティ内で他者から賢く見られたい気持ちが歳をとるにつれて減った
やりたかったことはproject横断検索で達成できると気がついた
それで作ったのがScrapspaceだった
※もうメンテナンスしていない
ページのインデックスをローカルストレージに保存することで横断検索を実現したScrapboxブラウザ
Scrapbox本体の機能として横断検索やExternal linksが実装されてScrapspaceは不要になった