NDC十進法はコンピュータサイエンス関連で使い勝手が悪い
「日本十進分類法 8版」では、「007」は「情報科学」を意味し、「007」の下位分類の「007.6:データ処理」に、プログラミングやソフトウェア関連資料の多くが収められている。
「547」は「通信工学」を意味し、「547」の下位分類「547.4:データ通信」に、HTMLなどのホームページやウェブデザイン関連資料が収められている。
つまり、コンピュータ関係資料は、基本的には、ネットワーク関連は「5」へ、それ以外は「0」に収まることになる。
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「日本十進分類法 8版」では、分類が2つ以上にまたがる資料の場合、内容の多くを占める分類に収める。
「日本十進分類法」は大変便利な分類法であり、国内の多くの図書館で採用されているが、コンピュータ関連については、少々使い勝手の悪いものとなっている。 それを補うべく福井県立図書館では、「007」の資料を「547」の書架に隣接して並べるなど、コンピュータ関連資料を一か所に集めて置くことや「Excel」などの小見出しを付けることによって利便性の向上を図っている。
増井俊之.icon
複数のジャンルにまたがった書籍が分類できないから全く無意味と思ってます
「コンピュータのエッセイ」はどこに入れる? みたいな
タグ式にして、複数のタグを指定できる仕組みでないと整理はこのように機能しませんよねbsahd.icon