IPコード
JIS C 0920で定められた保護等級のこと
正式な規格名は「電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)」
JIS規格で定められているが、その規格内でも語られている通り別の規格が元となっている
IEC 60529
IPに続く2桁の数値で、どの程度の保護性能を持っているか示している
1桁目は固形物に対する保護等級(つまり防塵性能)
最低が0で最大6、数字が大きいほど防塵性能が優れている
2桁目は水に対する保護等級(つまり防水性能)
最低が0で最大が8だが、1~6と7~8で試験方法が大きく変化するため一概に数値が大きいほど優秀ではない
1~6は水が掛かっても問題ないかどうかの判定、7と8は水中に没しても防水されるかの判定
9も設定されていて、特殊な保護に対し定められる
改正に伴い9の設定が変更
防水性能を確認する試験の様子
https://www.youtube.com/watch?v=kx3PxY4Eh8A
例えば「保護等級 IP68」と書かれた製品は「完全な防塵性能で水面下での使用に耐える」という意味になる
片方の規定のみ示す場合は、等級の省略としてXで示す
防水だけ示す=「IPX6」といった表現
等級を省略=測定を行っていないのであって、省略された=保護されていない、ではない
参考資料
電気機械器具の外郭による保護等級 - Wikipedia
23年ぶりにIPコード(電気機械器具の保護等級)のJISを刷新! | 一般財団法人日本規格協会のプレスリリース
水の浸入に対する保護等級を表す第二特性数字に、従来の最高等級であった保護等級「8」を超え、「高圧・高温水噴流」に対する保護等級「9」が導入されました。これにより、過酷な環境で使用される機器の性能をより正確に評価・表示することが可能になります。
規格番号を従来の4桁(0920)から、対応国際規格と同じ5桁の「JIS C 60529」へ変更しました。これにより、海外の仕様書や取扱説明書との照合が容易になり、国際貿易の円滑化に寄与します。