EASTフレームワーク
なんのフレームワーク?
英国ナッジユニットが、政府や自治体などと連携してナッジを実践する中で、特に有用なナッジのポイントを4つの要素に整理したものです。 あくまでナッジのエッセンスをまとめたもので、網羅的なものではありません。
面倒な要因をなくす
ある選択や行動をとるうえで面倒に感じさせる要因は多かれ少なかれありますが、それをできる限り最小限にとどめることで(つまり必要な努力レベルを最小限にとどめることで)、そうした選択や行動が行われやすくなります。
メッセージをシンプルにする
注意を引く
効果的なメッセージ
インセンティブを利得と見せるか、損失と見せるか。...一般的に利得よりも損失に1.5~2.5倍強く反応する
くじの利用
希少性
外発的なインセンティブを導入する際には、内発的動機(利他性等)を阻害しないように注意
Social
社会規範の提示
特定の社会において共有される価値観、行動、期待
ネットワーク
個人への介入ではなく人的ネットワークに介入する
利他性や互恵性
これもある種の社会規範だよねnishio.icon
周囲に公言させる
コミットメント
公言できる仕組み
Timely
個人が行動を変える可能性が高いタイミングで提示する
やる気がなくて先延ばしになってるタスクのリマインドの最適な通知タイミングっていつだろう?nishio.icon
タイミングには時間、場所、機会の要素がある
少なくとも「今実行できない」ってタイミングで通知されてもイマイチだねnishio.icon
しなくてもいいことをやろうとしてるタイミング…起床後、井戸端を開いた時?w
衝動やそれに近いものを生み出したいはるひ.icon (個人的にラマインドと名付けているが)ランダムで通知することに可能性を感じているsta.icon
が、まだ最適な入力値(ランダムの挙動を制御するパラメーター)がわからない
現在バイアス
人は将来の利益を過小評価しがち
将来の利益をわかりやすく伝える
対処方針を事前に計画
発生しうる障害について、それの克服方法を計画に組み込む