Architecture Decision Record
from 『開発者とアーキテクトのためのコミュニケーションガイド ―パターンで学ぶ情報伝達術』
アーキテクチャ決定記録(ADR)は、アーキテクチャに関する意思決定とその背後にある理由を記録したもので、意思決定のプロセス自体に使用できる。ADRはアーキテクチャに限らずすべてのステークホルダーに対して、アーキテクチャに関してどのような意思決定が行われ、その結果どうなったかを伝えるための重要な手段である。プロダクトやプロジェクトのライフサイクルを通して多くの決定が行われるが、これらの決定(またそれを支える理由)を文書化しなければ、容易に忘れられてしまうだろう。
ADRはマイケル・ナイガードによって2011年に考案され、彼の入門的なブログ記事(https://oreil.ly/ZTjcC) もADRの形式で構成されている。彼のオリジナルのADRテンプレートは現在では拡張されていて、意思決定プロセスや決定内容の記録にも活用されていることが多い。