APFSDS
APFSDS(armor-piercing fin-stabilized discarding sabot)は、戦車砲などに使用される徹甲弾で、戦車などの装甲を貫くのに特化した砲弾である。日本語では装弾筒付翼安定徹甲弾(そうだんとうつきよくあんていてっこうだん)などと称される。開発当初はAPDS(装弾筒付徹甲弾)との対比としてAPDS-FSと呼ばれていた。この呼称も一部の国で使われている。 徹甲弾(装甲をぶち抜くための砲弾)の一種で、超ざっくりと説明すると、「高速でカッ飛んでいく金属の矢」である。ただし、「サボ」と呼ばれる円盤あるいは筒が矢の胴体部分に装着されているため、撃つ前の見た目は矢には見えない(サボは撃った直後に外れるよう作られているため、標的に飛んでいくのは矢の部分だけである)。 主に装甲で固めた敵戦車を倒すために、戦車の砲弾として使われる。 どれくらい速いかというと、最初に開発されたロシア製BM-6で初速が1,615m/sec、つまりマッハ4.7
発射前の姿が左、発射した瞬間に外側が外れて中の矢だけが飛んでいく
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貫徹する原理
侵徹体が装甲の動的降伏強度の3倍もの圧力で衝突するために侵徹体が装甲に侵徹、超高圧によりそれぞれの接触部が流体のようにふるまい(塑性流動)、相互侵食を起こしながら装甲の貫通ないし加害に到る。 つまり、APFSDSに撃たれた場合、避弾経始(弾を正面ではなく斜めに受け止めて威力を弱めるという概念)がほぼ不可能なのである。そのため、現在世界各国で新規に運用、開発されている戦車の多くがそれまでの曲線的な装甲をやめて直線的な面構成の角ばった構造をしている。 https://gyazo.com/c5baa873a0efc3e279b446b3f7a34db3