輾転反側
てんてんはんそく
何度も寝返りを打つこと。心配ごとや悩みごとを抱えたり恋する人を思ったりして、眠れない様子を表す語。▽「輾転」「反側」はともに寝返りを打つこと。「輾」は「展」とも書く。
出典『詩経』周南関雎
輾転反側(てんてんはんそく)の意味・使い方 - 四字熟語一覧 - goo辞書
関雎は「かんしょ」と読む
https://gyazo.com/d33052bc69b706d6978f0fd0b06ed56f
経書大講. 第6巻 詩經上 - 国立国会図書館デジタルコレクション
詩経/関雎 - Wikisource
漢詩の書き下し文あり
詩經/關雎 - 维基文库,自由的图书馆
日本語版より詳しい情報が載っている(はず)
機械翻訳では意味がよく分からない...hatori.icon
関雎(『詩経』国風・周南) - Web漢文大系
詳しい解説あり
輾転反側 - ウィクショナリー日本語版
1. 何度も寝返りを打つこと。
2. 解決策が見つからず、悩み続けること。
長恨歌にも引かれている有名な語句cFQ2f7LRuLYP.icon
臨邛の道士 鴻都の客
能く精誠を以て魂魄を致す
君王の輾転の思いを感ぜしめんが為に
遂に方士をして慇懃に覓めしむ
長恨歌と絵画:第十段 - 気になるアート.com
臨邛生まれの、魂魄に自信ありの道士がいた
亡くなった楊貴妃を求めて輾転反側している君主を気の毒に思った侍臣が、この道士に頼んで楊貴妃の魂を探させたのだった
詩経・長恨歌ともにすごく重要な古典で、この「貴人が寝返りを打つ」エッセンス(モチーフ)は日本古典文学の表現の裏に流れている印象
しきたへの枕動きて夜も寝じ思ふ人には後もあふものぞ(万葉・2515)
山川 険易の路 展転として 閨中を憶ふ(懐風藻・石上乙麻呂)
「秋日閨情」(秋の夜に恋しい人を思う詩)。山と川に隔たれて愛する人に会えず、寝返りを打って相手のことを思いやる
「臣は神仙の道を得たり。遙に君王展転(デンテン)の御思を知れり」(太平記・三七・畠山入道道誓謀叛事)
これは長恨歌の影響下かな
あたりだった。
畠山入道の行いが楊国忠・安禄山のそれと同じだよねー
というとこから楊貴妃の話をしてる
道士が出てくるくだりにあるのが臣は神仙の道を得たり~
宵は耿介にして寝ねず。独り華省に展転す(秋興賦・潘岳)
関連項目
不眠
四字熟語