神様から聞いた竹取物語
https://www.youtube.com/watch?v=BXGEUH2Hlw8
「言葉の奥に暗号がある」っていう読み方はしたことがなくて面白かったwogikaze.icon
あまりにもなんか突っ込みたくなってしょうがないcFQ2f7LRuLYP.icon
三という数字はこの時代天を表す数字です
”天から来た”とか”神”という意味もあります
何に基づいてこう言っているのか?
三に関して天を表すという例が何かあるのか
そもそも『竹取物語』は「物語の出で来の親」と言われるだけあって他に比較する同時代の物語が現存していない
漢文脈かなにか別の例がある?
「この時代」とはいつのことか?
竹取物語が書かれた時代?
平安前期と想定されているが年代未詳
9世紀後半から10世紀前半頃とされている
寸という字がつくと”生まれつき持っている素質”という暗号があります
あるの?cFQ2f7LRuLYP.icon
「寸」についてそうした解釈のできる用例を見たい
https://archive.wul.waseda.ac.jp/kosho/ho02/ho02_00596/ho02_00596_0003/ho02_00596_0003_p0105.jpg
文政10年出版本
左ページの頁(?)数門の最初にあり
数字や長さなどの項目
もちろん「暗号の意味」などは記録されていない
"尺"この言葉が来ると "後からついた身分、位"という意味があります
用例を…cFQ2f7LRuLYP.icon
古代の日本で使われていた単位としては,記紀などに〈ひろ(尋)〉〈あた(咫)〉〈つか(握)〉などが見られるが,尺貫法の祖型は古代中国の度量衡制に求められ,一部に古代朝鮮の高麗法の影響があるといわれている。日本で度量衡制度が成立した時期は定かでないが,《扶桑略記》(1094・嘉保1ころ)に〈舒明天皇12年(640),始定斗升斤両〉とあり,《続日本紀》(797・延暦16)に〈大宝2年(702),始頒度量于天下諸国〉とあるところから見て,標準供給を伴う度量衡単位系の制定をみたのは7,8世紀のこととされており,701年制定の大宝令による度量衡の単位は,《令義解》などによれば,ほぼ表2のごときものであったという。
世界大百科事典「尺貫法」
尺にかんしては平安時代頃には使われていたようである
日本人は当時"暗号文化"でした
何を以てかそう言えるのか
竹=自立
男性の求婚を断り続ける女性を竹と言いました
いやですから用例をですね…cFQ2f7LRuLYP.icon
連続天皇カットが天皇のカット以上の意味が含まれているのかどうかわからないcFQ2f7LRuLYP.icon
全体的に「三」という数字が基礎になっているのはそう(新編日本古典文学全集「竹取物語・伊勢物語」竹取物語解説p.90)
かぐや姫求婚譚・昇天譚がそれぞれ「三年」の枠で構成されている
成育譚
三室戸
ここではこの漢字を当てているけど、原本ではどうなっているのか?
説明では竹取物語(全)(角川文庫)とあるので、角川文庫のビギナーズ・クラシックスの本だと思われる
凡例を確認すると
※原文は、角川文庫新版『竹取物語』に拠ったが、適宜表記を改めた。
また、原文と通釈には総ルビを付したが、振り仮名は一般的な読み方を採用し、原文以外はすべて現代仮名遣いとした。
角川書店. 竹取物語(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫) (p.4). 角川書店. Kindle 版.
とある
現角川ソフィア文庫、室伏信助氏校訂のものか?その場合底本は以下の通り(凡例より)
一 本文は、近世流布本の源流となったとされる古活字十行甲本を底本として作成した。同時代の古写本と比較しても、本文上の欠陥がきわめて少ないと判断されるが、改訂した箇所は、語法上の誤りのほか研究史を踏まえて私解を記した。その場合、改訂の理由を脚注または補注に示した。 一 本文の表記は、読みやすくするため、適宜、漢字を当て、句読点や濁点、送り仮名・読み仮名等を付し、歴史的仮名遣いに改めた。また、会話の部分は「 」でくくり、和歌は二字下げ、消息文は、一字下げの、それぞれ別行とした。
室伏 信助. 新版 竹取物語 現代語訳付き (角川ソフィア文庫) (p.3). 角川学芸出版. Kindle 版.
というわけで、「みむろといむべ」というのが古活字十行甲本時点での表記となる
これを「三室戸」と宛てることに関してはどの要な判断をもってしたのかが気になるcFQ2f7LRuLYP.icon
ちなみに新編日本古典文学全集の片桐氏の頭注においては、万葉集94版「たまくしげみもろの山~」についての左注に「或る本の歌には、たまくしげ三室戸山の」とあることから、三輪山(奈良県桜井市)と推定。
動画作者は「さぬきのみやつこ」を「讃岐」すなわち今の香川県と推定しているが、片桐氏は後に出る小倉の山や「奈良県葛城郡散吉郷」との関連付けをおこない奈良近辺を場所として推定している
片桐氏は「御室戸」は「天武・持統・文武朝」を舞台とする名前にふさわしいととのこと。cFQ2f7LRuLYP.icon
この時点でも動画作者の読みがあやしい
ここまで見たところで「もう無理」となってしまったので続きを見られておりません、すみませんcFQ2f7LRuLYP.icon
なんか「当時〇〇を□□と言う」ということに対して他の例をあまり出さない傾向が見られるcFQ2f7LRuLYP.icon
牽強付会の雰囲気を感じるcFQ2f7LRuLYP.icon
暗号だと主張するのは結構だが、根拠があまり書かれていないのでまるで信用ならない
罠なチャンネルだったかーwogikaze.icon
指摘感謝🙏
何もわからないけど、cFQ2f7LRuLYP.iconさんの指摘がすごい推理漫画みたいな展開で良いinajob.icon
https://www.youtube.com/watch?v=B7zw5ynr9zU