玉造小町子壮衰書
玉造小町子壮衰書 - 岩波書店
平安中期
ないし末期に成立した長文の序をもつ
古詩
.老いさらばえて町を徘徊する女が,往時の贅沢の限りと親兄弟の死によって
零落
し
悲惨
をきわめる
老境
を綿々と語る.この物語の主人公は
小野小町
ではないが,小町の物語として読みつがれてきて,小町像の形成に多大の影響を与えてきた.原文・読み下し文・現代語訳に詳細な注を付す.