無知の知
当時のギリシア人には、問題に直面した際にアテナイ北西のデルフォイ(デルフィ)にある“神託所”へ出かける習慣がありました。 ある日、ソクラテスの友人であるカイレポンが神託所で「ソクラテスよりも賢い者はいるのでしょうか」と尋ねたところ、巫女は「いかなるものもソクラテスより賢くはない」と答えました。 自分自身をそのように見なしたことはなかったソクラテスは神託の真意をたしかめようと、政治家、詩人、職人など知恵を有していると見なされている人々を訪ね歩き、問答を通じて自分よりも賢い者を見つけ出そうとしました。 しかし、その結果、ソクラテスは、ある事実に気がつきます。
①知識を有しているとされる彼らは、自分自身に知恵があるとは思ってはいても、実際には知恵があるわけではないこと。実際は美しく、かつ立派なものを知っていると思い込んでいるに過ぎないこと ②ソクラテスは自分が知らないことについて「それを知っている」とは思っていない限り、彼らより知恵があること ソクラテスは神託の意味を、知恵に関しては自分にはほとんど価値がないことを自覚した者が人間たちの中で最も知恵ある者であるということだと解釈します。これが、ソクラテスの考え方の中でもよく知られている “不知の自覚” です。
ムチムチのチチ suto3.icon
知ったかぶりをせず、知らないことは知らないとはっきりさせよ、という教え。 「論語―為政」に出て来る孔子のことばから。「之を知るを之を知ると為し、知らざるを知らずと為す。是れ知るなり(知っていることを知っているとし、知らないことは知らないと区別する。それこそが知るということだ)」とあります。 質問者区分 (Category of questioner) 未就学児 https://gyazo.com/498ef8cfb52f28809d9de72826937853
ソクラテス(じさま)と豆太