日本の租税の歴史
租税の歴史は国家の歴史と密接に関連する。
極端な増税は、農民など税の負担者を疲弊させ反乱を招き国家の滅亡につながることもあった。
一揆、労働者革命
歴史的には、労働、兵役やその地方の特産物などによる納税が行われた時代があった。
例えば万里の長城など歴史的な建造物の多くは、強制的な労働力の徴発より作られたものと考えられている。
ピラミッドもそうだし、巨大オブジェクト全般がそうだったはずSummer498.icon
飛鳥時代-奈良時代
そ租: 口分田収穫の3%
よう庸: 布の物納、男子のみ
ちょう調: 絹、地方特産物を運搬納税
ちょうのそわつもの調副物:紫、紅、茜、麻、胡麻油、紙、鹿角、鳥の羽、砥石、塩、漆などから一種類を納入
ぞうよう雑徭: 年60日間の労役
$ \frac{60}{360}\times100=17\lbrack\%\rbrack
これだけ他と比べて重いSummer498.icon
さいえき歳役: 年10日間労役、庸との選択性
$ \frac{10}{360}\times100=2.8\lbrack\%\rbrack
へいえき兵役: 宮中警護、九州警護
しちょう仕丁: 政府雑用
すいこ出挙: 稲を種もみ用に貸し付け秋に5割の利息を回収
種籾からの収量は少なく見積もって10倍らしい。
10の収穫から1.5持っていかれると考えると$ 15\lbrack\%\rbrack
雑徭と同じくらい重いSummer498.icon
ぎそう義倉: 雑穀を飢饉用に供出
鎌倉時代
ねんぐ年貢:全収穫高の30-40%。 別当とも
この500年の間に税がめっちゃ重くなってるSummer498.icon
くじ公事:雑税。藁、むしろ、薪、炭、布、絹、塩、魚類など
かじし加地子:年貢以外の小作料。下地とも
織豊時代
ねんぐ年貢:収穫の3分の2
$ \frac{2}{3}\times100=66\lbrack\%\rbrack
更に重くなるのかSummer498.icon
ふえき夫役:築城などの労役提供
徳川時代
江戸時代後半の発展の理由の一つに、抜け穴だらけの検地(山奥の隠し田・米以外の畑は対象外)の結果、低税制であったからという事実がある。
ほんとものなり本途物成: 年貢、米収穫の40-50%、一部銀、大豆による石代納が認められた
こものなり小物成: 山林でのまき、炭、草の収穫に対して物納又は金銭で納税
伝馬宿入用:宿場経費、高掛三役の一つ
六尺給米: 江戸城台所人夫費、高掛三役の一つ
蔵前入用: 浅草米蔵人夫費、高掛三役の一つ
伝馬役: 宿駅に人馬を提供、助郷役もこの一種である
国役: 朝鮮使節の道中入用や河川の修理費
上納: 参勤の期間短縮の見返りの米年貢、上げ米とも
運上: 農業以外の営業税
冥加: 本来は献金、後に営業税