姦淫聖書
誤植によって「汝、姦淫するなかれ」が「汝、姦淫すべし」となってしまった聖書のこと(1631年出版) 汝(なんじ)=あなた、お前
「姦淫」とは性に関わる不道徳な行為のこと
ただし文化によって道徳の意味が異なるため、明確な定義は存在しない この名前は、組版の段階で、モーセの十戒(Exodus 20:14)の「汝、姦淫するなかれ(Thou shalt not commit adultery)」という節の not が抜け、「汝、姦淫すべし(Thou shalt commit adultery)」と誤植してしまったことに由来する。 出版された姦淫聖書の大部分は、回収されて焚書されたが、少数は今日も現存し、収集家からは高い価値のあるものと考えられている。 1631年にイギリス・ロンドンで印刷業者ロバート・バーカー(英語版)によって印刷された欽定訳聖書は、のちに The Wicked Bible 、すなわち「姦淫聖書(邪悪聖書)」と呼ばれた。それは出エジプト記におけるモーセの十戒の第七条、"Thou shalt not commit adultery" (汝姦淫するなかれ)から、否定の not が抜け落ちたために、「汝姦淫すべし」となり、神が人々に姦淫を勧める聖書となってしまったからである。このためバーカーは高額の罰金を科されるも、支払えずに投獄されて獄死し、聖書は回収された。しかし、密かに隠して取っておいた者が何人もおり、現在も世界に11部残っているとされる。 下線部が事実なのかどうか、調べてもよくわからなかった(下線はhatori.iconによる)
現在も11部残っているとされる の部分も出典が無い
In 1635, Barker was imprisoned. In spite of working on what should have been very lucrative business, Robert was not a good businessman and it may well have been this lack of experience and desperation that led him into trouble with the law, not to mention the controversy surrounding the Wicked Bible and resultant fine. Barker never profited from his history-making enterprise: he died in debtors' prison in 1643.
DeepL翻訳:1635年、バーカーは投獄された。非常に儲かるはずの事業に取り組んでいたにもかかわらず、ロバートは優れたビジネスマンではなかった。Wicked Bibleをめぐる論争とその結果生じた罰金は言うまでもないが、法律上の問題に彼を巻き込んだのは、こうした経験のなさと自暴自棄が原因だったのかもしれない。バーカーは、その歴史に残る事業から利益を得ることはなく、1643年に債務者の刑務所で亡くなりました。
罰金を課されたこと、最後に獄死したことは正しそうだが...
参考になりそうなサイト
英語論文を漁ればもう少し確度の高い情報が得られると思うけれど、今はそこまでする余力がない...
クロリリー(=薄い本の悪魔)は「姦淫聖書の出版に関わっている」と主張