和歌、短歌、俳句などを読んでいるときに頭の中に映像が浮かぶか
from 2024/07/18
和歌、短歌、俳句などを読んでいるときに頭の中に映像が浮かぶか
その歌次第cFQ2f7LRuLYP.icon
映像が浮かんだり、一枚絵の像だったり、はたまた浮かばないこともある
風景や草花を詠むようなものは容易
春すぎて 夏きにけらし 白妙の 衣干すてふ 天のかぐ山
夏のカラッとした天気のもと、山を背景に白い衣を干す様子
花咲かば告げよといひし山守の来る音すなり 馬に鞍おけ
誰かに歩いてくる音、馬に鞍を載せる様子
牡丹散って打ちかさなりぬ二三片
心情を景物に託しているものも思い浮かぶ
桐の葉も踏み分けがたくなりにけりかならず人を待つとなけれど
山家、入口の門から桐の葉が積もっていて、人の歩いた様子がない
一人称の心情視点だとあまり浮かばない
ともかくもいはばなべてになりぬべし音に泣きてこそ見せまほしけれ
歌を詠んだ情景が詞書などで補足されていれば想像がはたらきやすい
五条のきさいの宮の西の対にすみける人に、ほいにはあらでものいひわたりけるを、む月の十日あまりになん、ほかにかくれにける。あり所はきゝけれど、えものもいはで又の年の春、むめの花さかりに、月のおもしろかりける夜、こぞを恋ひて、かの西の対にいきて、月のかたぶくまで、あばらなる板敷にふせりてよめる(古今和歌集、巻第十五、恋歌五)
男がひとり、梅の花の咲く月夜、部屋で物思いしつつふせっている様子
恥ずかしながら板敷がどういう場所なのか知らない、なんとなく縁側のイメージを持ってしまっているcFQ2f7LRuLYP.icon
月やあらぬ春や昔の春ならぬわが身ひとつはもとの身にして