公園管理者のための生物被害対処ガイド
本ウェブサイトは、主に公園を管理する立場の方々に、私たちの健康で快適な生活に対して被害を与える可能性のある鳥獣や有毒生物について理解を深め、被害の予防・低減に役立てていただくための情報を紹介することを目的としています。 プロフィールの項で、特徴や似た存在との区別方法が示される
被害の項で、被害事例、生物の生活史が示される
予防編で、利用者・管理者それぞれの視点で予防が示される
低減編で、被害が発生した際、利用者・管理者それぞれの視点で低減方法(応急処置など)が示される
3点気になることがある
1. ランクについて
ウルシはもっと高めてもいいのでは?
近づくだけでかぶれるし、中々治らないし......
ヒガンバナとアジサイは食べなければ困らないしキレイだから良いけど、ウルシは公園にあったらアカンと思う......
2. 科目で分けられているので、一般人にとっては分類がわかりづらい(ものもある)
ハクビシンに困っているんだよなぁってときに、アイツジャコウネコ科だったよなぁとわかる人は少ない ただ、そのためのフローなのか...じゃあ別にいいか...(施設へ汚れがあり調べる なにこれ→ハクビシンやんけ!という流れ)
3. ありそう?でないものがある
よく、エキノコックスが危険という話題があるが、キツネに対しては管理者として対策しないからか?
利用者としては気をつけるべきなので、挙げるべきでは?(ヒグマも上がっているので北海道も対象のはず)
ヒガンバナがないのはなんで?
主に球根に毒があって、ニラと似ている葉っぱの部分には毒がない?からか
面白かったこと
カラス科の見分け方が詳しい。ずんぐりむっくりしたハシブトガラスと、すらっとしたハシボソガラスに分けられるのか(今までカラスとして一緒くたにしてしまってた) ウマビル(田んぼによくいる緑色に筋があるやつ)は血を吸わないこと
山に行く人は以下の項目を是非読んでおいてほしい...
草むら等へ入る場合は、生地の厚い長袖・長ズボンや長靴を着用し、長い棒等で確認
〈咬まれたときの対処・応急手当等〉
救急車を手配する等して、すみやかに医療機関を受診する。毒が回るまでに時間はあるが、顔や首を咬まれた場合は腫れにより窒息の危険もあるため、急ぐ必要がある。
医療機関まで時間を要する際は、手を咬まれた場合は指輪や時計を外し、ポイズンリムーバーがあれば毒液を吸い出す(口で毒液を吸い出す方法は推奨されていない)。
毒を止めようと細いひも等できつく縛らない(血流が止まり、逆効果になる場合がある)。また、傷口をナイフ等で開いたり氷で冷やしたりしない。
山、林にはわりとマムシいるので。特にミョウガがたくさん生えているようなところはよくいるらしい(と田舎では実しやかにささやかれていた)
〈利用者の対応〉
肌を露出しない。ヤマビルは人や動物の熱や二酸化炭素、振動等に反応して接近し吸血するため、長靴を履く、ズボンの裾を靴下の中に入れる等して、足回りや袖口に隙間がないようにする。
ヤマビルの付着を防ぐため、食塩水(濃度20%)、アルコール(濃度70%)、酢酸(濃度5%、市販の食酢と同程度)、木酢液(濃度50%)、市販品の忌避剤等を、靴や靴下、衣類の袖や襟首を中心に散布する(皮膚には塗らない)。
〈吸血されたときの対処・応急手当等〉
付着しているヤマビルを取り除く。忌避剤や塩をかけると、比較的容易に剥がれる。忌避剤がなければ、爪でこそぎ落とすようにして皮膚からはがす。取り除いたヤマビルは塩を使う、焼く等して駆除する。
ヤマビルは吸血時にヒルジン(血液の凝固を阻害する成分)を注入するため、始めはタラタラとした出血が止まりにくい。傷口をつまむ、ポイズンリムーバーがあれば使用する等して、血液を多少押し出してヒルジンを除去する。
傷口を水でよく洗い、止血、消毒する。その後、抗ヒスタミン剤含有の軟膏を塗り、絆創膏を貼って傷口をふさぐ。
草むらへ入る際は、長袖、長ズボン等を着用して肌の露出を避け、マダニの侵入・付着を防ぐ。マダニが付着しにくい化学繊維素材の服や、付着が見つけやすい明るい色の服がよい。
マダニへの忌避効果がある成分(ディート、イカリジン等)を含む市販の虫除けを使用する。
屋外活動後は服を叩き、マダニが付着していないか確認する。
入浴して身体をよく洗い、マダニに咬まれていないか確認する。
〈咬まれたときの対処・応急手当等〉
吸血中のマダニを見つけても、無理に取らない。付着してすぐに気づけば指ではがすことができるが、時間が経ってから無理にはがそうとすると、体がちぎれて口器のみが皮膚に残ってしまう。
体調の変化に留意し、患部の周辺にしこりができる、発熱がある等した場合は、感染症の恐れもあるため医療機関を受診する。診療科は医療機関の指示に従う。
樹林、藪等、見通しが利かない場所では、鈴、ラジオ等の音の出るものを身につけ、自分の存在がイノシシに伝わるようにする。 雨天時や川沿いでは、大きな音が出るよう配慮する。 ただし、人馴れした個体、人を襲う個体等「問題イノシシ」が出没している場合は、人間の存在自体がイノシシを誘引する恐れもあるため、情報をよく確認する。
生息状況(出没状況)を、フィールドサインを手がかりに確認する。
前述のリンクにフィールドサイン、足跡、糞、掘り起こし、ヌタ場(どろ浴びの跡)の写真があるので参照するべき
樹林、藪等、見通しが利かない場所では、鈴、ラジオ等の音の出るものを身につけ、自分の存在がクマに伝わるようにする。 雨天時や川沿いでは、大きな音が出るよう配慮する。 ただし、人馴れした個体、人を襲う個体等「問題グマ」が出没している場合は、人間の存在自体がクマを誘引する恐れもあるため、情報をよく確認する。
〈遭遇した際の対応〉
クマに背を向けず、ゆっくりと立ち去る。クマが反射的に向かってくる恐れのある逃げ方(背を向けて走って逃げる)はしない。
クマを興奮させる恐れの高い行為(大声をあげる、物を投げる等)はしない。
クマに自分の持ち物を取られても、決して取り返そうとしない。
子グマを見かけた場合は、近くに母グマがいる可能性が高いため、すみやかにその場を離れる。
〈襲われた場合の対応〉
死んだふりはせず、腹這いになり、両手で首の後ろをガードする。
クマ撃退スプレーを持っていれば、クマに向けて噴射する。使用時にクマが風下側にいることが望ましい。