ゴルトベルク変奏曲
ゴルトベルク変奏曲 - Wikipedia
ゴルトベルク変奏曲(ゴルトベルクへんそうきょく, ドイツ語: Goldberg-Variationen) [1]は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハによる2段の手鍵盤のチェンバロのための変奏曲 (BWV 988)。全4巻からなる「クラヴィーア練習曲集」の第4巻であり、1741年に出版された。
https://www.youtube.com/watch?v=Uq1KNGY2__U
何がすごいんだろう?cFQ2f7LRuLYP.icon
この作品の最も大きな魅力のひとつが、冒頭と最後(ダ・カーポ)に置かれた「アリア」の美しさにあるといえるでしょう。
アリアに魅力があるのね
演奏開始から大体5分間演奏している
サラバンドという舞曲のリズムによる穏やかで豊かな広がりと、聴く人の耳を強く捕えて離さない、揺るぎない強さを持っています。
サラバンドのリズムがよくわからない
https://www.youtube.com/watch?v=tUJPgXnK1eM
2分音符が長め・なめらかに動き、4分音符が短め・早く動くのか
また、通常「変奏曲」といえば、最初に提示される旋律主題(主旋律)を次第に変化させていくものですが、実は《ゴールトベルク変奏曲》で変化の対象となっているのは、旋律主題ではなく左手の「バス主題」。ですから右手のアリア主題は、その後 30 曲に及ぶ変奏の中には一度も出てきません(こんなに美しいのに……)。
そうなんだ
“バロック音楽”の大きな特徴のひとつが「通奏低音」であり、その当時は必ずしも「主旋律」と「伴奏」という固定的な役割分担があるわけではなかったために、全ての声部に対等な重みを持たせる「対位法」が、進化を遂げつつあった「和声法」とせめぎ合っていたことから、バッハはこの作品で「バス主題」の変奏という手法を選んだのです。
通奏低音は比喩的に文学・映画でも使われる言葉
コンセプトとか恋人の死がずっと尾を引いている人とか
たとえば『ユリシーズ』においての通奏低音だとこんなものがあったな
子供を亡くしたレオポルド・ブルーム
全曲を通して同じバス主題が変奏され、ほぼ同じ和声(例外は同主調であるト短調の3曲のみ)で進む自由度の少ない条件でありながら、30 曲ものヴァリエーション豊かな、魅力あふれる音楽を創り上げる離れ業と、全体的な雰囲気の統一感を見事に両立させた、非常に高度な作品に仕上がっています。
作品の構成にも、「数字の達人」バッハの真骨頂が遺憾なく発揮されています。例えば全 30 曲の変奏に、最初と最後のアリアを加えた「32」という数字は、アリアをはじめとする各曲の小節数に一致。また、各曲は 16 小節ずつで前・後半に分かれていますが、構成上でも全曲のちょうど真ん中、16 曲目に当たる「第 15 変奏」が初めて現れる短調、続く 17 曲目の「第 16変奏」には「序曲」という小タイトルが付けられ、ここで明確に前・後半に分かれています。16はキリスト教で「天と地」を表す4を二乗(4×4)した数であり、最も完全な数である8(この世界を表す7に、神の数である1を加えた数)の2倍ですから、この作品の確固とした安定構造を示そうとしているのでしょう。
バッハと数字の関係の話、どっかにまとまってそう